結い作業は続く

映画「杜人」の上映が、総社市のシネまるむすびで開催され、アンコール上映もあり今日で上映が最後となります。

映画のおかげで、本当にたくさんの新しい出会い、再会、学びがあり、言葉では言えない感動がいっぱいでした。

そして、新たなお問合せと結い作業の開催がありました! 

6月12日 真備町の民家のお宅で、お庭の通気改善!3回目の結い作業!皆さん力強く、暑い中💦 とても力強く動いてくださいました!平坦で、塀に囲まれた敷地は、なるべく植物を植えて、そのまわりに起伏をつけて小さな山と谷に真似た地形を作ってあげると、庭の中に風が生まれます。そうすると、植物も元気に、土地の中の微生物も元気に、蚊やムカデなどの虫は少なく、多様な生物でバランスが整います。

6月20日 杜の中の神社に続く参道をお手入れさせていただく、ありがたい結い作業。

まずは参道の、一番下の入り口にあるため池の流れを、観察しながら風通しをよくして、池の中の一部の泥を動かして、山水が池に染み出しやすくしました。

参道に溢れて流れていた水が停滞しないように、道の両側に水みちを施しました。

30人も集まりましたので、枝払いや草刈りも進み、すっかり風が通りました。これからも何度も続けてお手入れさせていただければ幸いです。ありがとうございました!!

杜人の集い

映画「杜人」の上映が岡山でも開幕となり、その場でワークショップも開催され、新しく土中環境に関心を持つ方が増えました。

そんな最近、とても忙しくなって

ワークショップに参加したい人、開催したい人、土地を見に来てほしい人など多数〜

映画の効果は素晴らしいですね〜

岡山ではシネまるむすび(総社市)にてアンコール上映が決まりました!

7月16日〜18日、21日〜24日

13:00〜、17:00〜 1日2回上映          予約が必要です。詳しくは、下記をご覧ください。以下、シネまるむすびさんから転載。

シネまるむすび【杜人(もりびと)環境再生医 矢野智徳の挑戦】アンコール上映

5月の上映では満席が続出!アンコールのリクエストをたくさん頂きました。お待たせしました。注目を集めるドキュメンタリー【杜人(もりびと)環境再生医 矢野智徳の挑戦】アンコール上映です。映画と同時開催した「大地の再生ミニワークショップ」も大盛況。知り学び体験するまでを一度に学べる良い機会になりました。 ワークショップに参加された方が、大地の再生の「結」活動に参加するという流れにまで広がりました。上映を通じて、命を守りたいと考える方々と出会いました。これ以上に命を減らさないために、出来ることがある。ギフトをもらえる素敵な映画です。ぜひご覧ください。アンコール上映ができることを嬉しく思います。   シネまるむすび

 
なぜ植物が枯れていくのか。なぜ生きものたちが減っていくのか。 いのちと向き合ううち、彼は気がついた。 「大地の呼吸」が弱っていることに。 人間がもたらした小さな「詰まり」が 大きな土砂災害や河川の氾濫に繋がっていることに。 窒息寸前の大地に息を吹き込み、堰き止められた循環を取り戻すため 全国を飛び回る造園家/環境再生医・矢野智徳。 自然にならう彼のやり方に共鳴し、 かつての「杜」を蘇らせるべく動き始めた人々と 木や大地、生きとし生けるすべてのものとの、いのちの交歓と再生の物語。

息をしている限り、まだ間に合う。 ある人は「地球の医者」と呼び、ある人は「ナウシカのよう」と言う。 人間よりも自然に従う風変わりな造園家に3年間密着。 全国で頻発する豪雨災害は本当に「天災」なのか? 風のように草を刈り、イノシシのように大地を掘って 環境問題の根幹に風穴をあける奇跡のドキュメンタリー。

[作品について]
人間よりも自然に従うという理念を持つ、造園家で環境再生医の矢野智徳を追ったドキュメンタリー。30年以上のキャリアを持つ造園家であり、環境再生医の矢野智徳は、時に「地球のお医者さん」とも呼ばれ、全国を飛び回り傷んだ植物や大地の治療にあたっている。造園業界や現代土木の世界、学術界でも見落とされてきた生態系全体に関わる大地の機能を、矢野は「大地の呼吸」だと言う。1970年代以降からつづく、国土開発という名の人間の土地利用は、大地を窒息させる方向へと突き進んできた。せき止められた自然の循環が長い時間をかけて問題を起こしてきていることに、彼は強い危機感を抱いていた。業界では変わり者と呼ばれながらも、環境改善のやり方を実践し、伝えてきた矢野の活動は東日本大震災をきっかけに共鳴する人が増えていく。しかし、2018年7月、抑圧されてきた自然が牙を剥くように、日本全国の広い範囲を豪雨が襲う。

[予告編]
https://youtu.be/SdiPt4J6zd0

[冒頭映像、期間限定公開]
https://youtu.be/LSdvW3hCZdk

[メディア情報]
●東京新聞 2022年2月28日付 <ひと ゆめ みらい> 長編ドキュメンタリー映画「杜人」制作 自然との関わり見つめて 前田せつ子さん(60)=国立市 https://www.tokyo-np.co.jp/article/162713?rct=t_news
●雑誌「anemone」2022年4月号 2022年3月9日発売 地球と大地の呼吸を取り戻すドキュメンタリー映画『杜人』全6ページ https://lingkaranfilms.com/?page_id=653 ●多摩地域のタウン誌 アサココ 2022年3月17日付 “地球のお医者さん”を追った映画「杜人」 武蔵野市で4月15日から上映 http://asacoco.jp/topnews/大地には空気と水が必要/ 他多数
●京阪神エルマガジン「Meets Regional」5月号(2022年4月1日発売)映画レビュー欄 https://www.lmagazine.jp/meets/ 今後の掲載予定
●家庭菜園誌「野菜だより」5月号(2022年4月3日発売)全6ページ
●SDGsマガジン「ソトコト」5月号(2022年4月5日発売)映画紹介欄
●アウトドア情報誌「BE-PAL ビーパル」5月号(4月9日発売)映画紹介欄
●「I 女のしんぶん」(2022年4月10日発売)記事
●WEB 森と暮らしと心をつなぐ「私の森.jp」*特集 https://watashinomori.jp/news/ ●WEB いかしあうつながり「greenz.jp」*「greenzの本棚」欄 https://greenz.jp

[監督メッセージ]
大地も人間と同じように呼吸している。植物や虫、大地、生きとし生けるものの声を代弁するような言葉はナウシカのようだった。風 のように枝を払い、穴を掘る様子はイノシシのよう。こんなふうに自然と関われたらどれほど豊かに生きられるだろう。いや、人間であることの罪悪感が少しは軽くなるかもしれない。それから4年後。技術も知識も経験も機材もない中で、彼を追いかける旅は始まった。何処へ行っても、傷んだ自然とコンクリートがあった。そして、汗だくで草を刈り、泥だらけ になって土を掘り、笑顔で帰っていく人々がいた。2018年7月。西日本で大変な災害が起きた。彼が以前から警告していたことが現実となったの だ。被災現場に駆けつけた矢野さんは言った。「土砂崩れは大地の深呼吸。息を塞がれた自然の最後の抵抗」 かつての人々が大切にした言葉、「杜(もり)」=「この場所を 傷めず 穢さず 大事に使 わせてください」と人が森の神に誓って紐を張った場。自然と共に生きるすべを、人間という動物の遺伝子はきっとまだ憶えている。この映画がその記憶の小箱を開く鍵となることを切に願う。  監督 前田せつ子

[矢野智徳プロフィール]
1956年福岡県北九州市生まれ。造園家。環境再生医。父親の矢野徳助氏が私財を投じて始めた花木植物園「四季の丘」で10人兄弟とともに植物の世話をして育つ。東京都立大学で理学部地理学科・自然地理を専攻。在学中に1年休学をして日本一周を敢行。各地の自然環境を見聞し、1984年、矢野園芸を始める。1995年の阪神淡路大震災によって被害を受けた庭園の樹勢回復作業を行う中で、環境改善施工の新たな手法に取り組み始める。1999年、元日本地理学会会長中村和郎教授らと共に、環境NPO 杜の会を設立。2017~2020年、一般社団法人「大地の再生 結の杜づくり」顧問。足元の住環境から奥山の自然環境の改善までを、作業を通して学ぶ「大地の再生講座」を各地で開催しながら、現代土木建築工法の裏に潜む環境問題に言及、その改善予防を提案し続けている。

[監督・撮影・編集 前田せつ子]
山口県生まれ。東京外国語大学卒業。1984年(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント入社。音楽雑誌、映画雑誌の編集を手がけたのち、1999年よりフリーランス。雑誌『Lingkaran』ほか環境・料理系の記事の編集/執筆に携わる。手がけた書籍に『辰巳芳子の展開料理』(ソニー・マガジンズ)、辰巳芳子『いのちと味覚』(NHK出版)、『フジコ・ヘミング 14歳の夏休み絵日記』(暮しの手帖社)等。2011年5月~2015年4月、国立市議会議員。在任期間中、国立市の街路樹伐採計画が浮上したのをきっかけに、矢野智徳氏と出会う。2018年3月~アップリンク主催ムービー制作ワークショップを受講。同年5月、「杜人 環境再生医・矢野智徳の挑戦」撮影開始。本作が初の長編ドキュメンタリーとなる。

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【杜人(もりびと) 環境再生医 矢野智徳の挑戦】
[2022年/日本/16:9/101分]
出演:矢野智徳、玄侑宗久 (慧日山福聚寺住職/作家) 石田智子 (慧日山福聚寺寺庭/アーティスト) 堀 信行 (地理学者/理学博士) 長野亮之介(イラストレーター) 一般社団法人「大地の再生 結の杜づくり」メンバー 「杜の学校」スタッフ 「大地の再生講座」参加者の皆さん ほか
監督・撮影・編集:前田せつ子
制作スーパーバイザー:纐纈あや 
音楽:山口洋(HEATWAVE)、水城ゆう
エンディング・テーマ:G.Yoko「わたしをつつむもの」
ナレーション:光野トミ、林揚羽
制作・配給:リンカラン フィルムズ

[撮影期間]
2018年5月~2021年10月
[主な撮影場所] 鹿児島県熊毛郡屋久島町 福岡県北九州市 東京都小金井市、日野市 神奈川県三浦郡葉山町、横須賀市 埼玉県大里郡寄居町 山梨県上野原市 長野県安曇野市 宮城県伊具郡丸森町、気仙沼市、仙台市 千葉県市原市 鳥取県米子市 福島県田村郡三春町 広島県呉市 岡山県倉敷市、総社市

[公式サイト]
https://lingkaranfilms.com

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シネまるむすび【杜人(もりびと)環境再生医 矢野智徳の挑戦】
アンコール上映

[上映スケジュール]
7月16日(土)※、17日(日)、18日(月/祭日)、21日(木)、22日(金)、23日(土)※、24日(日)
13:00 /17:00 (30分前開場)
※大地の再生ミニワークショップ開催日

[料金]
一般1800円 (+1ドリンクチケット)
高校・大学生1500円 (+1ドリンクチケット)
小・中学生1000円 (+1ドリンクチケット)

[席数]
13席(予約制)

同時開催【大地の再生ミニワークショップ】

[開催日時]
7月16(土)、23日(土)
15時スタート16時半頃まで
※13時の上映終了後、17時の上映前の時間帯で開催します。

[開催場所]
円結の周辺

[講師]
杉本圭子さん(大地の再生 結の杜づくり 岡山)

[参加費]
500円

[定員]
13名様

[服装]
長靴を別途ご持参ください。

[申込方法]
当日の映画にご予約いただいた方に限らせていただきます。
映画のご予約の際に「ワークショップ参加希望」とお伝えください。

[注意事項]
野外での開催となります。雨天の場合は開催しません。当日の天気で判断します。ご了承くださいませ。

[映画ご予約]
メールからお申込みください。ご予約は「お名前、ご希望の日時、人数、電話番号」をお願いします。ご予約受付後に予約確認の返信をいたします。
marumusubi.1@gmail.com

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※ドリンクチケットは500円です。
※ドリンクチケットの有効期限はありません。
※お申込みが定員に達した段階で受付終了となります。
※初回ご来店の方は入会登録費500円(18歳以上の方)をお願い申し上げます。
※ご登録時に会員証とシネマポイントカードをお渡しします。
※18歳以下の方は入会登録不要です。

シネまるむすび アクセス

34°42’54.7″N 133°47’46.7″E
https://goo.gl/maps/auQEk1quSwDcXVfc8 こちらの駐車場に停めてから、看板に沿って徒歩で3分の古民家です。

作業道づくりと開墾のお仕事

以前、大地の再生で工事をさせていただいた、桃農家さんの果樹園に作業道をつくり、放棄地を開墾するというお仕事をいただき、5名で伺いました。

開墾ビフォー
開墾アフター

開墾したらお手入れが大事です。
手入れが要らなくなるような無機質な造成をしたら、また豊かな土地に戻るまで100年かかる。

道づくりビフォー
道づくりアフター

広い土地の管理は体力が要りますが、
それが楽になるのが水脈整備と風通し。

土地をゆっくりと見つめて、どこを水が流れたいか、どこを風が通りたいのか感じて、自分が風になったつもりで通していきましょう。

水路ビフォー
水路アフター

目の前の草を刈ること以上に
水路の整備と、土地全体の風通しが大事。
それをしていると、草の植生が優しくなってきて、ゆくゆく楽になってきます。

山際の水路の整備をすると、山に溜まっている水が出てきて循環する。
山全体が元気になる。

イノシシ先生がそのでき具合を教えてくれます。

それを大事に心を込めてやっていると、自然は必ず応援してくれるし助け合える。
それが実感できるところまで、自然と関わっていけるのは嬉しいなーと感じます。

それを理解して任せてくださるのは嬉しいなー!

こちらの土地はとっても広いので、時々お手伝いさせていただくのが楽しみです!

広葉樹の森は宝物

いまお手入れさせていただいているのは、広葉樹の森で、60年ほど放置されてきた山です。かつては、炭やホダ木を産出し、生活の薪としても日常に有効活用されていたようです。

生活様式が変わり、便利な生活が優先されて、山は見向きもされなくなりましたが、今はまた、山の資源が見直されつつあります。

広葉樹の利用の多様性を新たに見出しつつ、それが経済のためだけにならぬよう、森と共に暮らす人々と意識を深めていきたいものです。

森の見えない無数の生き物は、水と土を育み、酸素を生み出し、山間部だけでなく街の人々の命も支えていること。それをいつも実感できるような仕事、商品を考えていきたいですね。

森の中の田んぼの再生〜

山間部の田んぼで大地の再生をやりたいから教えてほしい〜ということで講師としてお招きいただきました。主催の方の呼びかけで、30名以上の方が集まられて、あっという間に水路ができていきました!

放棄地で田んぼを再会する時には、長年の雨風や獣の訪問で埋もれた水路を復活したり、土手の内側の水路を掘り直したり。

田んぼを畑にしたいなら、外周に2重の水路を掘り、土手に水路を切って水捌けと空気の流れに動きを出す。

常に山と谷、海までの自然地形に見られる安定地形に倣う。

水の流れが早いと、生き物(微生物)は呼吸ができず生きられない。水が溜まると汚れて酸素もなくなり生き物は住めない。常に一定のゆっくりとした流れ、そしてかすかに蛇行した流れがあると、生き物が多様に増える!空気がゆっくり渦巻き生き物と大地が呼吸できるから。。

岡山県のど真ん中、吉備中央町は他県からの移住者さんが多い地域、若い人の経営する面白い店も少しずつ増えている。

今回主催された方も東京から移住されて、この土地と出会い自然農をはじめながら、仲間づくりもはじまり、ワクワクされていました。

大地は生き物です。その大地を育てるのは人には見えていない世界の小さな生き物です。

だからきっと、ワクワクすることや感謝の気持ちが、一番効果があるだろうなと、改めて実感しました。

山は家。家は身体。

山間部の過疎地でよくあるのは、山の手入れをしたくても、自分の土地まで上がれないほど荒れている。山裾の車道近くは、昔の土地利用そのままの地形が竹藪になり、その奥の山に入って手入れをするとか、ましてや伐木して樹木を利用するなど、誰もできなくなっている。

この度、自伐型林業の達人先生に道づくりを習うことができ、車道から上の段に軽トラを入れられるような道を敷設させていただきました。道は作業のためだけでなく、風通しや水はけ、防災にも役立つので、道の路線選びがとても重要です。

その道に、ウッドチップを撒いて転圧。山肌を開かせてもらったので、早く草や木が芽吹いてくれることを祈りつつ。。

山の下に我が家の古民家があり、夫が改修工事をしています。裏山を手入れすればするほど家は息を吹き返す。山と家は土中で繋がっているから。

放置された山を手入れすることは、わたしにとって林業よりも前に、せずにはいられない呼吸のようなものになっています。そして何より大地の呼吸は健康な身体を作り出すのです。林業というものにつながらなくでも、山を手入れできる人は、自ずと生きていけるでしょう

古民家の通気改善

古民家再生やリノベーションは、多くの人が取り組むようになってきましたが、古民家の周りの環境を再生する人はなかなかいない。

わたしたちのグループは、人が使う土地の環境を再生するのが得意です。

今回環境再生させていただいた古民家は、新たな家主さんがこれから改修して楽しいアトリエにされる場所。その敷地は地形から言うと山の谷部で、敷地内の水路が泥や石で閉ざされており、長年の間に古民家の基礎が沼のようになっていました。

これは、前日の雨の水ではなく、常日頃から家の裏に溜まっていた水でした。まずは、この水を外に出し、家の下の畑まで導かねばなりません。

土中に空気を入れれば水は出てきます。空気が入っていない、または空気が動いていない環境は水も動かなくなり、微生物が少ないので、ヘドロになります。

家を建てると同時に空気を抜くのが昔から大切だった。井戸はその役目を大きく担っていました。

ヘドロを掘り起こすのはとても大変な作業なので、今回は小型の重機を持ち込ませていただきました。

掘り起こした土には山の枯葉をたくさん撒いて、生き物が住む土になるようにしておくと、早く安定した土になります。周囲の山と同じように生き物環境を繋いでいくことが、人の役目なのかもしれませんね。

枯葉を撒いて喜んでいらっしゃるオーナーさんの様子を見て、これからきっと人々が気持ちよく集う場所になるだろうなーと、楽しみになりました。

ありがとうございましたー!

結い作業の楽しみ

コミュニティの中で、順番に家を回って大地の再生をする結い作業の楽しみ! ここ瀬戸内では、いち早くコミュニティの自立した活動が始まりました。土壌保全の竹炭も、コミュニティで作っているので、私は道具を持って行き、少しアドバイスをするだけ。言い出しっぺの人が、ゆるくみんなを促して、いつもの仲間が集まり、やり出したらもう真剣!! 慣れた手つきで敷地の改善が進みます。

食の仕事やものづくりの人が多いので、持ち寄りランチもいつも素晴らしい内容となる!!

人の家の敷地を真剣に掘る姿に毎回感動。みんなでやると、思いがけないほど力が出てくる。

今回は、神社の参道の急な階段の途中にあるお宅でした。急勾配の参道なので、流石にコンクリートを多用してあります。

お庭の中にも、手強いコンクリートが出てきましたが、幸いハンドブレーカーで砕けるレベルでした。

山側からの空気と水が、庭の外周で一旦地下浸透してくれるように、水路を掘り枝を置く。この後、最後にも炭とウッドチップをたくさん撒いておきます。

素敵なコミュニティに呼んでいただいて、豊かな一日!

今回もたいへんありがとうございました!!

大地の再生と壊れない道づくり

素晴らしい人生の先輩方に出会い、技術を教えていただけるチャンス。私たちの土地のことを共に考えてくださることがとてもありがたいです。

大地の再生で矢野さんに来てもらってから、ずっと手入れをしていた裏山の、水の流れを改めて観察しています。今度は岡橋さんに壊れない道づくりを教えていただく貴重な体験。道づくりをしてみて、山の水がどのように流れ、どのように安定するのか、じっくりゆっくり見つめていくことができます。

道の上側の擁壁を木組みで裏どめして、呼吸する壁をつくります。

この壁の下からは絶えず少しの水が湧いているので山際は大地の再生の水路を掘っていきます。

壁の上段の土地には谷の水が集まる池があり、池から先の水路はありませんでした。

そこに今回、オーバーフローを流す水路をつけて下の下まで沢を作ります。常に流れは等速的に!

山の中に水路をつけてみると、ものすごーく気持ちよく感じます。本能のような気がします。

道も風みちとなり、風を通し過ぎないように等速的に蛇行する路線が選ばれています。

道に水が流れても、流れ過ぎず、停滞し過ぎない路線。それが豪雨でも壊れない理由。水の流れはずっと探究したいこと。決して終わりはないようです。結局全ては「水」なのかもしれないです。

広場の造成と大地再生!

空気を通す土留め。空気を通す水捌け。じっと水の流れを見て掘るラインを決める楽しみ。

今回は大地再生のお仕事ご依頼で、岡山の瀬戸町で桃農家をされている、たわわの里プロジェクトのTさん邸におじゃまして、広場の造成と水路の設置をさせて頂きました。

1メートル幅くらいだった裏庭を2倍に広げたい! というご要望で、ひたすらユンボで掘り、ダンプで運ぶ繰り返しの2日間! 1日目の終わりに、斜面の下に掘った水路から湧水が出てきたので、やっぱり!!        ということで、得意の通気性水路を通しました。

土の量というのは、いつの時も、思ったより大量に出るものです。

全体のいらない土を剥がしとり、土留めをして枝を刺します。今回は、木組みの土留めをする時間がないので、現地にある竹で空気を通す土留めをして、隙間に剪定枝や笹を挟んで、泥避けを施しました。空気を通すというのが大事です。

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