

能登の穴水町、至る所からたくさんの水が湧き出す豊かな土地で、お寺の石積み修復工事を手伝わせていただきました。 震災で崩れた石積みを、現代工法で修復することに違和感を持たれていたところ、うまくご縁が繋がったようです。
大地の再生の手法は、一見すると常識外れに見える部分もあるかもしれませんが、自然の中の脈機能、渦機能を何より重視する考え方が一貫しています。
私たちの身体の中にも張り巡らされている渦の動きは、水と空気を介して全てと繋がっています。

自然界と人を繋ぐとは、文明社会において到底辿り着けない大きな壁を感じていましたが、渦を意識するならば、それは可能だと少しずつ理解が進み、それを実践できれば、一気に自然の本当の力が何倍にもなって人の暮らしと共鳴できる。
そんな風に思えます。

渦と脈だけは決して妥協しない、という矢野さんの姿勢は、やはり誰も真似できないものだと改めて見せてもらう現場でした。
また真似ではなく知識だけでもなく、自分を信じて大地と向き合うことも深く学ぶ機会となりました。
この穴水の昔話のような水が溢れる土地が、原風景の脈を再生し、力強い暮らしが戻ってきますように🙏