山の暮らし

里山の奥地の自然を観察するコースを整備するために出かけました。

昔の人の山の暮らしが感じられました。石と土で炭窯を作って、炭焼きをした場所。

水を大切に利用するために、石で堰堤を積んだ場所。

それらは、現代の私たちが、とてもやろうとは思わないレベルの仕事です。何か意識が違っていたのだと思います。 自分の力をひたすら信じていたということがわかります。できるかできないか、考える時点でそれはもうできない。そんな仕事ですから。

炭焼き窯の跡 とても大きな石を組んでいる
江戸時代の堰堤と思われる

人は山の力を得て、とても豊かな自分独自のものを、きっと創造していけるものなのでしょう。

ヤマアカガエルの卵がたくさんありました。このカエルはまだ寒いうちに一度出てきて卵を産み、また冬眠するのだそうです。

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