ある日の気づき

いつものように、皆で結い作業をする日の朝、龍王の祀られた山に手を合わせて、これから山仕事をさせていただくご挨拶をした。。

その時は静かな気持ちで落ち着いて感謝を捧げたのだが、すぐに違和感が感じられた。

そのことを後で考えて、あの違和感は何なのか、ぼんやり思い出そうとした。そうしてしばらくしてふと気づいたこと。新しいことに気づいてしまった。

神や自然を特別に尊ぶことは、人と自然との分離だと。

尊ぶことは良いが、自分という存在も自然であり、宇宙を創造する神であることを分離してはならない。何かを敬い感謝して謙虚に生きることを美しい生き方だと教育されることで、私たちは人間が意識エネルギーによって様々な創造と実現ができることを忘れている。

手を合わせるとしたら、まず自分自身の中心の宇宙と繋がる命の源に向かって手を合わせ、その手の先から放射される意識のエネルギーを、龍王の山にむかって風のように送り込み、愛と感謝を込めよう。

全くこれは深い気づきだった。ありがたい。

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