春の山遊び

歩いてあがることすら困難な、鬱蒼とした森だったのを、道をつけてずいぶん切り拓き、明るい広場もできた。

せっかくなので山遊びをするためのアイデアをいろいろと考え巡らすとワクワクしてくる。

気持ちのいい山をお借りできて、ありがたい限りです。さーて、どこにブランコを吊るそうか、ターザンロープを張ろうか、大人だってぜったい楽しいよー♪

そんな中、隣の村の通りがかりで、お父さんたちの炭焼き道楽か? 楽しそうな声に誘われてお邪魔した炭窯! 

炭窯の作り方、いろいろ詳しく教えてくださり、薪やホダ木の買い取りも教えてくださり、ありがたいありがたい春の日🌸

作業道づくりと開墾のお仕事

以前、大地の再生で工事をさせていただいた、桃農家さんの果樹園に作業道をつくり、放棄地を開墾するというお仕事をいただき、5名で伺いました。

開墾ビフォー
開墾アフター

開墾したらお手入れが大事です。
手入れが要らなくなるような無機質な造成をしたら、また豊かな土地に戻るまで100年かかる。

道づくりビフォー
道づくりアフター

広い土地の管理は体力が要りますが、
それが楽になるのが水脈整備と風通し。

土地をゆっくりと見つめて、どこを水が流れたいか、どこを風が通りたいのか感じて、自分が風になったつもりで通していきましょう。

水路ビフォー
水路アフター

目の前の草を刈ること以上に
水路の整備と、土地全体の風通しが大事。
それをしていると、草の植生が優しくなってきて、ゆくゆく楽になってきます。

山際の水路の整備をすると、山に溜まっている水が出てきて循環する。
山全体が元気になる。

イノシシ先生がそのでき具合を教えてくれます。

それを大事に心を込めてやっていると、自然は必ず応援してくれるし助け合える。
それが実感できるところまで、自然と関わっていけるのは嬉しいなーと感じます。

それを理解して任せてくださるのは嬉しいなー!

こちらの土地はとっても広いので、時々お手伝いさせていただくのが楽しみです!

広葉樹の森は宝物

いまお手入れさせていただいているのは、広葉樹の森で、60年ほど放置されてきた山です。かつては、炭やホダ木を産出し、生活の薪としても日常に有効活用されていたようです。

生活様式が変わり、便利な生活が優先されて、山は見向きもされなくなりましたが、今はまた、山の資源が見直されつつあります。

広葉樹の利用の多様性を新たに見出しつつ、それが経済のためだけにならぬよう、森と共に暮らす人々と意識を深めていきたいものです。

森の見えない無数の生き物は、水と土を育み、酸素を生み出し、山間部だけでなく街の人々の命も支えていること。それをいつも実感できるような仕事、商品を考えていきたいですね。

山は家。家は身体。

山間部の過疎地でよくあるのは、山の手入れをしたくても、自分の土地まで上がれないほど荒れている。山裾の車道近くは、昔の土地利用そのままの地形が竹藪になり、その奥の山に入って手入れをするとか、ましてや伐木して樹木を利用するなど、誰もできなくなっている。

この度、自伐型林業の達人先生に道づくりを習うことができ、車道から上の段に軽トラを入れられるような道を敷設させていただきました。道は作業のためだけでなく、風通しや水はけ、防災にも役立つので、道の路線選びがとても重要です。

その道に、ウッドチップを撒いて転圧。山肌を開かせてもらったので、早く草や木が芽吹いてくれることを祈りつつ。。

山の下に我が家の古民家があり、夫が改修工事をしています。裏山を手入れすればするほど家は息を吹き返す。山と家は土中で繋がっているから。

放置された山を手入れすることは、わたしにとって林業よりも前に、せずにはいられない呼吸のようなものになっています。そして何より大地の呼吸は健康な身体を作り出すのです。林業というものにつながらなくでも、山を手入れできる人は、自ずと生きていけるでしょう

大地の再生と壊れない道づくり

素晴らしい人生の先輩方に出会い、技術を教えていただけるチャンス。私たちの土地のことを共に考えてくださることがとてもありがたいです。

大地の再生で矢野さんに来てもらってから、ずっと手入れをしていた裏山の、水の流れを改めて観察しています。今度は岡橋さんに壊れない道づくりを教えていただく貴重な体験。道づくりをしてみて、山の水がどのように流れ、どのように安定するのか、じっくりゆっくり見つめていくことができます。

道の上側の擁壁を木組みで裏どめして、呼吸する壁をつくります。

この壁の下からは絶えず少しの水が湧いているので山際は大地の再生の水路を掘っていきます。

壁の上段の土地には谷の水が集まる池があり、池から先の水路はありませんでした。

そこに今回、オーバーフローを流す水路をつけて下の下まで沢を作ります。常に流れは等速的に!

山の中に水路をつけてみると、ものすごーく気持ちよく感じます。本能のような気がします。

道も風みちとなり、風を通し過ぎないように等速的に蛇行する路線が選ばれています。

道に水が流れても、流れ過ぎず、停滞し過ぎない路線。それが豪雨でも壊れない理由。水の流れはずっと探究したいこと。決して終わりはないようです。結局全ては「水」なのかもしれないです。

里山の道づくり

4日間の道づくり研修が終わりました。

初めて体験する、一からの道づくり。奈良県吉野の岡橋清隆氏に習うことができることは、本当にラッキーです。

地域の方にお借りした山に道をつけさせていただくのは責任重大で、長く喜んでいただけるように、岡橋さんも緊張感を持って考えてくださいました。

長年手入れをされていなかった山際を、明るくすることで、これから広葉樹が新たに芽吹き、より元気な緑の山に成長することを目標にしています。

今回の研修でスタッフのみんなも、これまでの経験を生かして大活躍!! 本当に頼りになるメンバーです。

皆がいなければ絶対にできていない貴重な経験! 皆もそれぞれ、この経験を仕事に生かしてくれるでしょう。  今年はこれからも山仕事が続きます。まずは地主さんに、伐木した椎茸用のホダ木を持って、ご挨拶に行きます。

里山林業

さて! いよいよ木組み工法の道づくり研修はじまります。

吉野林業40年の達人に道づくりを習えるとは!夢にも思わなかった! ありがたいです!

広葉樹の山を歩き回ることは、幼い頃から日常だったので、自分にとってものすごく嬉しくて、何にも代え難い幸せです。

林業の方が、岡山はろくな山は無い、と言われたことがあります。お金になる山が良い山だと言うなら、お金より価値のある、誰も見ていない山があることを、ここから広めていこう。

今日は岡山市でも雪❄️が降ったり止んだり。この寒波が過ぎたら、春の芽吹きが一斉に。。

見えない無数の生き物が喜んでくれるような、豊かな気持ちで、いろんなことを発見していきたいと思います。

リーダー交代制

今日は、道づくりの木組みに使うための、細い針葉樹を伐木しました。

いつもはみんなに手伝ってもらっている関係ですが、ありがたいことにとっても信頼できる人ばかりで、もうみんな自信を持っていいと思うので、今日からリーダー交代制!!

自分が段取りをして、自分がみんなに動いてもらって、自分が責任を持つとき、リスクはありますが、喜びと学びがある。

責任には緊張がありますが、そのぶん何倍も感謝がやってきて、新しい世界が広がります。

それをいつもは独り占めさせてもらって、ありがたいなーと思います。

今日はMくんリーダーのもと、安全に伐木できました。Mくんのキャラもあって、明るく落ち着いて作業でき、何か安心できる感じがしました。頼りになるなぁ〜〜

楽しみ楽しみ〜〜!

次のリーダーは誰かな?

気がつくと里山に虹があらわれました。気持ちのいい感謝の1日。。。。

山の暮らし

里山の奥地の自然を観察するコースを整備するために出かけました。

昔の人の山の暮らしが感じられました。石と土で炭窯を作って、炭焼きをした場所。

水を大切に利用するために、石で堰堤を積んだ場所。

それらは、現代の私たちが、とてもやろうとは思わないレベルの仕事です。何か意識が違っていたのだと思います。 自分の力をひたすら信じていたということがわかります。できるかできないか、考える時点でそれはもうできない。そんな仕事ですから。

炭焼き窯の跡 とても大きな石を組んでいる
江戸時代の堰堤と思われる

人は山の力を得て、とても豊かな自分独自のものを、きっと創造していけるものなのでしょう。

ヤマアカガエルの卵がたくさんありました。このカエルはまだ寒いうちに一度出てきて卵を産み、また冬眠するのだそうです。

竹林整備

今日は山際の竹藪を整備した竹で、竹炭作りをしました! すり鉢状に掘った穴で竹をたくさん燃やし、水をかけて完全に冷やすと、炭チップができます。それを土嚢袋に入れて保存し、大地の環境再生に使います。

私たちが、山のお手入れをしていることは、最近周りの方も知ってくださり、村の方からご依頼いただくことが多くなってきました。

お庭や山のお手入れは、一人1日 1万円〜1万5千円で、仕事量に合わせて人数と日数をご相談させて頂いております。

山も庭も、自然に近い仕上がりを目指せば、徐々に手入れが楽になり、手をかけなくても美しい風景が蘇ります。

環境を良くしたい人や、湿気をなくしたい方、裏山の手入れを任せたい、手のかからない庭を作りたいなどのみなさんには、きっと喜んでいただけると思います。どうぞご連絡下さい。お問い合わせ先: mail☆moritokurashi.net (☆を@に変えて、メッセージをお送りください。