杜人の集い

映画「杜人」の上映が岡山でも開幕となり、その場でワークショップも開催され、新しく土中環境に関心を持つ方が増えました。

そんな最近、とても忙しくなって

ワークショップに参加したい人、開催したい人、土地を見に来てほしい人など多数〜

映画の効果は素晴らしいですね〜

岡山ではシネまるむすび(総社市)にてアンコール上映が決まりました!

7月16日〜18日、21日〜24日

13:00〜、17:00〜 1日2回上映          予約が必要です。詳しくは、下記をご覧ください。以下、シネまるむすびさんから転載。

シネまるむすび【杜人(もりびと)環境再生医 矢野智徳の挑戦】アンコール上映

5月の上映では満席が続出!アンコールのリクエストをたくさん頂きました。お待たせしました。注目を集めるドキュメンタリー【杜人(もりびと)環境再生医 矢野智徳の挑戦】アンコール上映です。映画と同時開催した「大地の再生ミニワークショップ」も大盛況。知り学び体験するまでを一度に学べる良い機会になりました。 ワークショップに参加された方が、大地の再生の「結」活動に参加するという流れにまで広がりました。上映を通じて、命を守りたいと考える方々と出会いました。これ以上に命を減らさないために、出来ることがある。ギフトをもらえる素敵な映画です。ぜひご覧ください。アンコール上映ができることを嬉しく思います。   シネまるむすび

 
なぜ植物が枯れていくのか。なぜ生きものたちが減っていくのか。 いのちと向き合ううち、彼は気がついた。 「大地の呼吸」が弱っていることに。 人間がもたらした小さな「詰まり」が 大きな土砂災害や河川の氾濫に繋がっていることに。 窒息寸前の大地に息を吹き込み、堰き止められた循環を取り戻すため 全国を飛び回る造園家/環境再生医・矢野智徳。 自然にならう彼のやり方に共鳴し、 かつての「杜」を蘇らせるべく動き始めた人々と 木や大地、生きとし生けるすべてのものとの、いのちの交歓と再生の物語。

息をしている限り、まだ間に合う。 ある人は「地球の医者」と呼び、ある人は「ナウシカのよう」と言う。 人間よりも自然に従う風変わりな造園家に3年間密着。 全国で頻発する豪雨災害は本当に「天災」なのか? 風のように草を刈り、イノシシのように大地を掘って 環境問題の根幹に風穴をあける奇跡のドキュメンタリー。

[作品について]
人間よりも自然に従うという理念を持つ、造園家で環境再生医の矢野智徳を追ったドキュメンタリー。30年以上のキャリアを持つ造園家であり、環境再生医の矢野智徳は、時に「地球のお医者さん」とも呼ばれ、全国を飛び回り傷んだ植物や大地の治療にあたっている。造園業界や現代土木の世界、学術界でも見落とされてきた生態系全体に関わる大地の機能を、矢野は「大地の呼吸」だと言う。1970年代以降からつづく、国土開発という名の人間の土地利用は、大地を窒息させる方向へと突き進んできた。せき止められた自然の循環が長い時間をかけて問題を起こしてきていることに、彼は強い危機感を抱いていた。業界では変わり者と呼ばれながらも、環境改善のやり方を実践し、伝えてきた矢野の活動は東日本大震災をきっかけに共鳴する人が増えていく。しかし、2018年7月、抑圧されてきた自然が牙を剥くように、日本全国の広い範囲を豪雨が襲う。

[予告編]
https://youtu.be/SdiPt4J6zd0

[冒頭映像、期間限定公開]
https://youtu.be/LSdvW3hCZdk

[メディア情報]
●東京新聞 2022年2月28日付 <ひと ゆめ みらい> 長編ドキュメンタリー映画「杜人」制作 自然との関わり見つめて 前田せつ子さん(60)=国立市 https://www.tokyo-np.co.jp/article/162713?rct=t_news
●雑誌「anemone」2022年4月号 2022年3月9日発売 地球と大地の呼吸を取り戻すドキュメンタリー映画『杜人』全6ページ https://lingkaranfilms.com/?page_id=653 ●多摩地域のタウン誌 アサココ 2022年3月17日付 “地球のお医者さん”を追った映画「杜人」 武蔵野市で4月15日から上映 http://asacoco.jp/topnews/大地には空気と水が必要/ 他多数
●京阪神エルマガジン「Meets Regional」5月号(2022年4月1日発売)映画レビュー欄 https://www.lmagazine.jp/meets/ 今後の掲載予定
●家庭菜園誌「野菜だより」5月号(2022年4月3日発売)全6ページ
●SDGsマガジン「ソトコト」5月号(2022年4月5日発売)映画紹介欄
●アウトドア情報誌「BE-PAL ビーパル」5月号(4月9日発売)映画紹介欄
●「I 女のしんぶん」(2022年4月10日発売)記事
●WEB 森と暮らしと心をつなぐ「私の森.jp」*特集 https://watashinomori.jp/news/ ●WEB いかしあうつながり「greenz.jp」*「greenzの本棚」欄 https://greenz.jp

[監督メッセージ]
大地も人間と同じように呼吸している。植物や虫、大地、生きとし生けるものの声を代弁するような言葉はナウシカのようだった。風 のように枝を払い、穴を掘る様子はイノシシのよう。こんなふうに自然と関われたらどれほど豊かに生きられるだろう。いや、人間であることの罪悪感が少しは軽くなるかもしれない。それから4年後。技術も知識も経験も機材もない中で、彼を追いかける旅は始まった。何処へ行っても、傷んだ自然とコンクリートがあった。そして、汗だくで草を刈り、泥だらけ になって土を掘り、笑顔で帰っていく人々がいた。2018年7月。西日本で大変な災害が起きた。彼が以前から警告していたことが現実となったの だ。被災現場に駆けつけた矢野さんは言った。「土砂崩れは大地の深呼吸。息を塞がれた自然の最後の抵抗」 かつての人々が大切にした言葉、「杜(もり)」=「この場所を 傷めず 穢さず 大事に使 わせてください」と人が森の神に誓って紐を張った場。自然と共に生きるすべを、人間という動物の遺伝子はきっとまだ憶えている。この映画がその記憶の小箱を開く鍵となることを切に願う。  監督 前田せつ子

[矢野智徳プロフィール]
1956年福岡県北九州市生まれ。造園家。環境再生医。父親の矢野徳助氏が私財を投じて始めた花木植物園「四季の丘」で10人兄弟とともに植物の世話をして育つ。東京都立大学で理学部地理学科・自然地理を専攻。在学中に1年休学をして日本一周を敢行。各地の自然環境を見聞し、1984年、矢野園芸を始める。1995年の阪神淡路大震災によって被害を受けた庭園の樹勢回復作業を行う中で、環境改善施工の新たな手法に取り組み始める。1999年、元日本地理学会会長中村和郎教授らと共に、環境NPO 杜の会を設立。2017~2020年、一般社団法人「大地の再生 結の杜づくり」顧問。足元の住環境から奥山の自然環境の改善までを、作業を通して学ぶ「大地の再生講座」を各地で開催しながら、現代土木建築工法の裏に潜む環境問題に言及、その改善予防を提案し続けている。

[監督・撮影・編集 前田せつ子]
山口県生まれ。東京外国語大学卒業。1984年(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント入社。音楽雑誌、映画雑誌の編集を手がけたのち、1999年よりフリーランス。雑誌『Lingkaran』ほか環境・料理系の記事の編集/執筆に携わる。手がけた書籍に『辰巳芳子の展開料理』(ソニー・マガジンズ)、辰巳芳子『いのちと味覚』(NHK出版)、『フジコ・ヘミング 14歳の夏休み絵日記』(暮しの手帖社)等。2011年5月~2015年4月、国立市議会議員。在任期間中、国立市の街路樹伐採計画が浮上したのをきっかけに、矢野智徳氏と出会う。2018年3月~アップリンク主催ムービー制作ワークショップを受講。同年5月、「杜人 環境再生医・矢野智徳の挑戦」撮影開始。本作が初の長編ドキュメンタリーとなる。

…………………………………………………

【杜人(もりびと) 環境再生医 矢野智徳の挑戦】
[2022年/日本/16:9/101分]
出演:矢野智徳、玄侑宗久 (慧日山福聚寺住職/作家) 石田智子 (慧日山福聚寺寺庭/アーティスト) 堀 信行 (地理学者/理学博士) 長野亮之介(イラストレーター) 一般社団法人「大地の再生 結の杜づくり」メンバー 「杜の学校」スタッフ 「大地の再生講座」参加者の皆さん ほか
監督・撮影・編集:前田せつ子
制作スーパーバイザー:纐纈あや 
音楽:山口洋(HEATWAVE)、水城ゆう
エンディング・テーマ:G.Yoko「わたしをつつむもの」
ナレーション:光野トミ、林揚羽
制作・配給:リンカラン フィルムズ

[撮影期間]
2018年5月~2021年10月
[主な撮影場所] 鹿児島県熊毛郡屋久島町 福岡県北九州市 東京都小金井市、日野市 神奈川県三浦郡葉山町、横須賀市 埼玉県大里郡寄居町 山梨県上野原市 長野県安曇野市 宮城県伊具郡丸森町、気仙沼市、仙台市 千葉県市原市 鳥取県米子市 福島県田村郡三春町 広島県呉市 岡山県倉敷市、総社市

[公式サイト]
https://lingkaranfilms.com

…………………………………………………

シネまるむすび【杜人(もりびと)環境再生医 矢野智徳の挑戦】
アンコール上映

[上映スケジュール]
7月16日(土)※、17日(日)、18日(月/祭日)、21日(木)、22日(金)、23日(土)※、24日(日)
13:00 /17:00 (30分前開場)
※大地の再生ミニワークショップ開催日

[料金]
一般1800円 (+1ドリンクチケット)
高校・大学生1500円 (+1ドリンクチケット)
小・中学生1000円 (+1ドリンクチケット)

[席数]
13席(予約制)

同時開催【大地の再生ミニワークショップ】

[開催日時]
7月16(土)、23日(土)
15時スタート16時半頃まで
※13時の上映終了後、17時の上映前の時間帯で開催します。

[開催場所]
円結の周辺

[講師]
杉本圭子さん(大地の再生 結の杜づくり 岡山)

[参加費]
500円

[定員]
13名様

[服装]
長靴を別途ご持参ください。

[申込方法]
当日の映画にご予約いただいた方に限らせていただきます。
映画のご予約の際に「ワークショップ参加希望」とお伝えください。

[注意事項]
野外での開催となります。雨天の場合は開催しません。当日の天気で判断します。ご了承くださいませ。

[映画ご予約]
メールからお申込みください。ご予約は「お名前、ご希望の日時、人数、電話番号」をお願いします。ご予約受付後に予約確認の返信をいたします。
marumusubi.1@gmail.com

…………………………………………..
※ドリンクチケットは500円です。
※ドリンクチケットの有効期限はありません。
※お申込みが定員に達した段階で受付終了となります。
※初回ご来店の方は入会登録費500円(18歳以上の方)をお願い申し上げます。
※ご登録時に会員証とシネマポイントカードをお渡しします。
※18歳以下の方は入会登録不要です。

シネまるむすび アクセス

34°42’54.7″N 133°47’46.7″E
https://goo.gl/maps/auQEk1quSwDcXVfc8 こちらの駐車場に停めてから、看板に沿って徒歩で3分の古民家です。

コメントを残す