里山林業のはじまり

昨年から研修に通い、今年は岡山の地元で実践する里山林業のはじまり。これまで林業と言えば、専門に熟練した技術者の世界で、その仕事場は一般に見られる機会もなかった。そんな林業が、自伐型林業推進協会の働きで日本全国に新たな人材育成を可能にしている。しかも、大規模伐採が各地で進められている中でこの自伐型林業は、古くから山守りさんがやってきたように、最小限の開発で、100年の木を確実に育てながら生計を立てている。

ある日、環境改善の相談をさせていただくことからご縁があり「壊れない作業道づくり」の技術研修があることを知った。なんとレディースウィークがあるというので飛びついて経験させていただいた。技術はとても難しい内容だったが、自伐型林業の素晴らしさを知ることができた。

それから何度も奈良の吉野に通い、小規模林業の基本のキを教えていただいて、自分の土地についても相談。私たちの里山の自然を保全し、自然の恵みで自信を持って暮らすには、山に入れる人が増えることが一番必要だとつくづく感じ入り、広葉樹の雑木林で小さな林業「里山林業」と名づける取り組みを始めようと心に決めたのでした。

もちろん、林業と言える事業になるには時間がかかると思うのですが、山を傷めない方法で道をつけ、広葉樹を切り出し薪を生産するところまで、とにかくやってみようと思います。

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